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春が旬、生命力が強く 栄養価が高い日本のハーブ

小坂農園 YOMOGIFARM(大分県)

大分市の中間に位置する高崎山の麓、別府湾を見下ろす高台にあるYOMOGIFARMでは、田ノ浦枇杷(びわ)や蜜柑(みかん)などを栽培しています。

戦後、先代の園主(故小坂 茂氏)が満州から引き上げて、この地に入植し60年以上にわたり枇杷や蜜柑などの果樹を中心に、昔ながらの技法で栽培してきました。先代が亡くなってからは、その一部を“小坂農園 YOMOGIFARM”として大武優子さんが借り受け、栽培しています。これまで40年以上農薬は使用しておらず、有機主体の肥料を使っていましたが、YOMOGIFARMでは、カヤなどを畑に敷き詰めるだけの無施肥、自然農法を行っています。

蓬(よもぎ)は、枇杷と蜜柑畑の奥の、人や車が通らない山中から、柔らかく香り良い新芽を朝に摘んで選別しています。

「生命力が強く、香り高く、身体にも良い蓬を扱える仕事が大好きです。この蓬を使って美味しく料理してくださること、食べてくださることにとても感謝しています。」と大武さん。蓬を使ったスイーツをお楽しみください。

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