「生クリームの＜ピュア38＞は、『ななつ星in九州』でもお使いいただいています。九州の生乳ならではのすっきりとした味わいを、今回、『或る列車』でもお楽しみいただけるということで、大変光栄に思います。生乳は、当社所在地の大牟田から程近い酪農家からホルスタインの生乳を仕入れています。生産者が近いというメリットを生かし、生乳を長時間輸送タンクに保存することなく、当社ですみやかに製品化。新鮮なものを新鮮なうちにパックすることを心がけています」と、品質保証部部長・中田啓之さんは言います。

荒尾酪農協同組合の10軒の酪農家は主にフリーバーン方式と呼ばれる酪農形態を採用し、牛にストレスをかけさせない飼育を実践。まさにピュアなその味は、成澤シェフをはじめ、東京の有名ホテルのパティシエや全国の多くのプロを夢中にさせています。

2014年には、「九州クリームチーズ」という新製品を発表。九州産の生乳と生クリームに天草産の天然塩を加え、４種の乳酸菌を使って独自製法で発酵させたもの。トップにしっかりとした発酵の酸味を感じさせつつ、コクのある後味も広がり、非常にクリーミーで口当たりもなめらかと、早くも人気の商品です。今回、こちらも「或る列車」のメニューの材料になります。成澤マジックによるアレンジにご期待ください。