海を望む、光あふれる丘に実る果実に感動!

道上農園(長崎県)

大村湾を一望にする斜面を生かして果物や野菜を栽培している道上敬二さん・裕子さんご夫妻。みかん、ブルーベリーなどの果物のほか、芋などの野菜も手がけており、安全・安心な農作物栽培に取り組んでいます。奥様の「自家製いちごジャムを作りたい」という思いを叶えるためにいちごの栽培も行っているお二人。「試行錯誤がありましたが、自分なりに納得のいく甘さのいちごが実った時は嬉しかったですね。虫を駆除することもなく、肥料も与えず、植物自体がもつ自然の力と土壌との相性が良かったのだと思います」と、道上さん。

いちごは、ハウス栽培で冬季から5月頃まで、「さちのか」「紅ほっぺ」「さがほのか」「ゆめのか」の4種類を作っています。いちごは生鮮なものはもちろん、ピューレなどに加工されスイーツのソースとしても活躍します。夏には、生のブルーベリーやブラックベリーも実ります。

「この農園は西日が最後まで当たる好立地ですが、それだけに夏の暑さは大変。朝は日の出とともに作業を始めますが、特にブルーベリーの実はデリケートなので、暑くなる前に収穫しなければならず、早朝の摘み取りが必須なんです」(道上さん)

手間ひまかけた果実の味は格別。農園の一角には、稀少なニホンミツバチの巣箱も置かれ、太陽と植物と虫や鳥たちが共生するこの地は、まるで現代のサンクチュアリのよう。素敵なご夫婦の笑顔も、太陽に負けないくらい輝いて、印象的です。

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